2023.06.26
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一戸建てをリノベーションする前にチェック項目
更新日:2024/3/18
今回は一戸建てを購入してリノベーションする前にチェックする項目について解説していきたいと思います。
チェック項目は大きくわけて1お金のこと2土地の事3建物の事に分けることができます。
1お金に関して
まず、物件の価格、リノベーション費用、諸費用の3つに分けることができます。
全体の費用を把握することが重要です。また、私道の使用料が必要な場合や町内会費が高いなど稀ではあるが、その他の費用が必要になる場合もあります。
2土地に関して
リノベーションを前提で購入を検討した場合、土地に関して一番重要なのが接道条件になります。不動産を購入する場合もそうですが、土地と道路の関係は不動産に非常に重要になります。
その他、用途地域や交通(駅徒歩何分か)などが重要な要素となります。
3建物について
建物のポイントはどんな建物なのかを把握することが重要です。築年数から始まり、構造や工法、面積などを把握する必要があります。また、検査済証など、書類の確認をしましょう。
詳しく表にしてみました。下記をご覧ください。
各項目についてバックナンバーで詳しく解説しています。
価格について
『不動産を購入時の予算について』不動産購入時に知っておいた方が良い事|お役立ちコラム|東京中古一戸建てナビ (chukokodate.com)
権利について
全部事項証明書(登記簿謄本)について|お役立ちコラム|東京中古一戸建てナビ (chukokodate.com)
地目について
地目とは?|お役立ちコラム|東京中古一戸建てナビ (chukokodate.com)
接道について
道路シリーズその①~2項道路について~|お役立ちコラム|東京中古一戸建てナビ (chukokodate.com)
構造について
木造住宅と鉄骨住宅、どちらがおすすめ?|お役立ちコラム|東京中古一戸建てナビ (chukokodate.com)
築年月について
建物の新築年月日の調べ方~旧耐震や新耐震の見分け方~|お役立ちコラム|東京中古一戸建てナビ (chukokodate.com)
どのハウスメーカー建てたのか
型式適合認定をご存じでしょうか。|お役立ちコラム|東京中古一戸建てナビ (chukokodate.com)
確認済証があるのか
確認済証が無い時の対処法|お役立ちコラム|東京中古一戸建てナビ (chukokodate.com)
検査済証があるのか
検査済証がない!? 対処法は?|お役立ちコラム|東京中古一戸建てナビ (chukokodate.com)
記載事項証明書があるか
台帳記載事項証明書とは 取得方法は?|お役立ちコラム|東京中古一戸建てナビ (chukokodate.com)
境界について
塀は隣との「共有」と「単独所有」どちらがいいのか?|お役立ちコラム|東京中古一戸建てナビ (chukokodate.com)
建蔽率・容積率
簡単にわかる違法建築物の見分け方「建ぺい率(建蔽率)」「容積率」とは?中古住宅購入時の注意点は?|お役立ちコラム|東京中古一戸建てナビ (chukokodate.com)
その他
㊙買ってはいけない中古戸建ては本当に買ってはいけない中古戸建てかを見極める方法 土地編|お役立ちコラム|東京中古一戸建てナビ (chukokodate.com)
今回は「一戸建てを購入してリノベーションする前にチェックする項目」について解説してしきしたが、いかがでしたでしょうか。
今回のコラムを目次のようにお使い頂いて、気になった点については更に詳しいコラムをご覧頂ければ幸いです。
このように不動産取引では気を付けなければならない点が多数存在します。大多数の物件は特に問題がない事が多いです。例えば用途地域第一種低層住居専用地域など現地を知っていれば呼び方は知らなくても住居しか建てたらダメなエリアだなとか、閑静な住宅街だなと思われると思います。基本的にはそのようなエリアに大きなビルが建つことは考えられません。あくまで裏付けとして決められているエリアというだけです。このように基本的には問題ない事が多いのですが、マイホームは、大きな買い物です。万が一が起こってはいけません。そこで仲介会社が必要となってきます。また、建物も同じように法律で決めれています。仲介会社は建築の専門家ではないので、建物については建物の専門家に依頼する必要があります。土地と建物両方に精通した業者に依頼することが大切です。
著者情報
宅地建物取引士 刈田 知彰
(かりた ともあき)
ハイウィルでは主に不動産の仲介をさせて頂いております。刈田です。
私が不動産業界に飛び込んでから早16年が過ぎました。最初に入社した会社は新築マンション・新築戸建ての企画・開発・販売までを行う会社でした。そこで新築マンションや新築戸建てのノウハウを学び営業してきました。当時の私は何の考えもなしに、中古は「保証もないし」「リスクが高い」と中古のデメリットのみを説明する営業ばかりをしてきました。あるとき自分の間違えを受け入れ、これからの日本は新築が脚光を浴びるのではなく中古流通×性能向上リノベーションが日本の住宅市場のスタンダードになっていくと確信し、現在は中古流通×性能向上リノベーションをメインに物件のご紹介をさせて頂くようになりました。
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