2023.05.01
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『マイホーム探しのポイント』不動産購入時に知っておいた方が良い事
更新日:2024年3月8日
不動産を購入する前に知っておいた方が良い事はいくつかあります。今回はマイホームを購入前に自分(自分たち)はどの様な家に住みたいかを考える際にポイントをあげたいと思います。
不動産を購入する前には相場について、予算についても重要になりますので、下記コラムも参考にしてみてください。
『不動産を購入時の予算について』不動産購入時に知っておいた方が良い事|お役立ちコラム|東京中古一戸建てナビ (chukokodate.com)
『相場について詳しくなろう』不動産購入時に知っておいた方が良い事|お役立ちコラム|東京中古一戸建てナビ (chukokodate.com)
住まいの希望条件を整理する
住まいの購入に当たっては、マンションにするか一戸建てにするか、あるいは新築物件にするか中古物件にするかなどの検討も必要です。
そのためには、購入後の生活を思い描き、どんな生活をしたいのか、それを実現するためにはどんな住まいがよいのかなど、家族で話し合うことが大切です。
POINT1 実現したい暮らしを具体的に想像する
POINT2 物件タイプ別の特徴を理解する
POINT3 マンションの管理について理解する
まずは、どんな暮らしをしたいのかという視点から考えてみましょう。
例えば「一戸建てで大型犬を飼いたい」、「庭や外周りのメンテナンスをするのは面倒だから、マンションがよい」「インナーガレージで車を改造したい」「マンションのエントランスにあこがれる」「実家が一戸建て・マンション」など、「あんな暮らしがした」という夢や「実現したい暮らし」を具体的に想像することで、それを叶える住まいの形が見えてきます。
マンションにも一戸建てにも、それぞれに特徴があります。住まいの好みは人それぞれですから、自分にとって暮らしやすい住まいとは何かを、下の表を参考にして検討しましょう。
マンションと一戸建ての比較
ペット飼育
管理規約などでペット飼育に制約があることが多い
居住者の責任で飼育可能
※一般的に想定される比較であり、すべての物件に当てはまるものではありません。
新築と中古それぞれの特徴
新築と中古比較
こちらのコラムでも詳しく解説しています。
マイホームを購入前にお読みください② 新築VS中古徹底比較|お役立ちコラム|東京中古一戸建てナビ (chukokodate.com)
※一般的に想定される比較であり、すべての物件に当てはまるものではありません。
・インスペクション:第三者の専門家が建物診断を実施することで物件の状態を客観的に検査・調査するもの
中古住宅を探す場合、築年の古い建物の品質への不安を解消するために、いくつかの仕組みが設けられています。こうしたものを活用して、中古住宅の品質を確認する方法もあります。
中古の物件はその品質が築年数や状態によって大きく異なります。その為中古物件の方が安いはずが逆に高い買い物になったなんて話も良く聞きます。その為インスペクションが発展しています。ですが性能向上リノベーションを行うことでこれらの問題は解決されます。
(1)専有部分と共用部分
マンションが一戸建てと大きく異なる点は、建物が「区分所有」であるということです。敷地は購入者である区分所有者全員の共有になりますが、建物は「専有 部分」と「共用部分」に分けられます。専有部分とは、自己所有となる、壁や天井で仕切られた住宅内部の居住空間をいいます。共用部分は、区分所有者全員で 共有する、建物全体の入り口やエレベーター、階段、廊下、外壁、駐輪場、ゴミ置き場などをいいます。
(2)管理組合の役割
共用部分を管理するのは区分所有者全員を組合員とする管理組合です。管理組合は、共用部分の建物や設備をいつ、どのように点検・補修していくかといった長 期修繕計画などの管理の方針を決め、区分所有者全員でそのために必要な費用を積み立て(修繕積立金といいます)ます。なお、日常の共用部分の清掃などの実 務は、一般的に管理組合が委託した管理会社によって行われます。
(3)管理規約と使用細則
マンションは共同生活の場でもあり、互いが快適に暮らすための規則が必要となります。この規則を定めたものが管理規約や使用細則です。
管理規約は、主に管理組合の運営などを定めたもので、専有部分と共用部分の範囲、管理費や修繕積立金の額、ペット飼育の可否などが決められています。使用細則は、バルコニーの使用方法など、マンション内での日常生活のルールや約束事が決められています。
如何でしたでしょうか。今回のコラムでは住宅購入を考え初めの方に読んで頂きたいコラムになっています。マンションなのか一戸建てなのか、中古なのか新築なのか、中古の場合は性能向上リノベーションを行うのか行わないのか、一つ一つクリアして最適な物件探しをスタートしてください。
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著者情報
宅地建物取引士 刈田 知彰
(かりた ともあき)
ハイウィルでは主に不動産の仲介をさせて頂いております。刈田です。
私が不動産業界に飛び込んでから早16年が過ぎました。最初に入社した会社は新築マンション・新築戸建ての企画・開発・販売までを行う会社でした。そこで新築マンションや新築戸建てのノウハウを学び営業してきました。当時の私は何の考えもなしに、中古は「保証もないし」「リスクが高い」と中古のデメリットのみを説明する営業ばかりをしてきました。あるとき自分の間違えを受け入れ、これからの日本は新築が脚光を浴びるのではなく中古流通×性能向上リノベーションが日本の住宅市場のスタンダードになっていくと確信し、現在は中古流通×性能向上リノベーションをメインに物件のご紹介をさせて頂くようになりました。
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